生徒の長所を活かす教育を心掛ける

1つ目は「生徒の長所を活かす教育」を心掛けることです。オンライン指導を進めていくなかで、生徒に対してついイライラしてしまう場面があります。

先生も生徒も人間なので「どうしてこれが理解できないのだろう」「生徒と合わない」などは仕方がないことです。

しかし、このような感情は生徒に敏感に伝わってしまうため、生徒の長所を3つほど見つけて心の中で長所をつぶやくようにしてみましょう。

そうすることで自然と苦手意識が薄くなり、生徒にも伝わって良い関係が築けるようになります。

自己満足で教育しない

2つ目は「自己満足で教育しないこと」を心掛けましょう。オンライン家庭教師の先生に求めるものは「生徒の成長」であり、生徒から尊敬されることではありません。

生徒から答えられない質問をされたときは、曖昧ににごすのではなく、素直に「分からない」と答えましょう。

ごまかさずに素直に答えることで、生徒から信頼されることもあります。「生徒から尊敬されたい」などの自己満足(プライド)が指導の障害になることもあるため、きっぱりと捨てる覚悟が必要です。

生徒の潜在能力を引き出す

最後は「生徒の潜在能力を引き出すこと」を心掛けましょう。教えるとは、生徒を先生のレベルまで引き上げることではありません。

「新しい個性を開花させるためのお手伝いをしている」ようなイメージを持ちましょう。そのため、生徒に自分が歩んできた道のとおりに進ませるのではなく、生徒が自分の道を切り開きながら歩くのを支えていくことが大切です。

生徒が自分から勉強を始めたら、あなたから見て効率が悪いと感じても、そっと見守ってあげましょう。生徒は、あなたの予想をはるかに超えるスピードで成長していきますよ。